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MBAから会社に復帰したサラリーマンのリハビリブログ

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2025/07/12(Sat)11:12

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デリバティブの中間試験

2007/11/13(Tue)08:10

最悪でした。
といっても流石に夜通し勉強しただけあって、解けなくはない問題でした、が、

関数電卓がないと解けない問題が・・・

事前に教授は一言も言ってないし。たく。

しょうがないから数値の算定は諦め、方程式を書きまくりました。変数を山ほど使って。この変数に関数電卓で計算した数値を入れてくれという感じで。

時間終了前に終わったので、テストを提出する際に教授に
「関数電卓が必要なんていいました?自然対数を使ったレートが計算できないんですけど」
といったら、なんと
「横の奴に借りればいいのに」
という始末。くそー。

「横の友人はずっと使ってて借りれないんですよ」
「それならしょうがない」
「方程式を沢山書き込んどきましたから」
「OK」

睡眠時間を返せ~!!
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No.12|学校生活Comment(0)Trackback()

のどがやられた

2007/11/11(Sun)01:10

のどがやられました。ここのところ風邪気味でのどが腫れ上がっていましたが、昨晩食べたT-Boneステーキ(推定700g以上、食べきれず、妻には内緒)が決め手になったのか、朝から全く声が出ません。

※こちらのステーキは赤身中心でやや固め。日本でよく、肉を切るために必死でナイフを動かすうちに、テーブルにガタがきて、アメリカのステーキ屋のテーブルは傾いてるんだよ。という冗談が出てくるのも頷けます。

さて、これはただの風邪ですが、思えば渡米した頃からのどには違和感を感じていて、だんだん声がかすれてカラオケでも高音が全くでなくなりました。のど仏あたりを横から押すとコリッという音がするのですが、ひょっとしてポリープ?咽頭がん?後者はこんだけブクブク太ってきたから有り得ない話でしょうけど、前者はやや気になるところです。

No.10|学校生活Comment(0)Trackback()

ロールオーバー時の原油先物取引の利益について

2007/11/09(Fri)00:04

先日のブログで、原油先物のバックワーデーションは珍しい現象だと書きましたが、「冒険投資家」のジム・ロジャースによれば、過去数十年の間にコンタンゴとバックワーデーションは繰り返し見られたとのことでした(http://www.daiwa-am.co.jp/funds/doc_open/fund_doc_open2.php?iid=14040320c5a2)。

さて、Risk Managementの授業は相変わらず目から鱗です。コンタンゴやバックワーデーションがどう先物取引に影響するかがよくわかりました。
 
いま手元に現物のコモディティを保有しており、3ヵ月後に売却する予定だとします。市場価格の下落を心配してヘッジ取引をしたいと考え、3ヶ月先物をショートしました。このときの実現利益は幾らでしょうか。

このヘッジ取引は、いわば将来の販売価格を現時点で確定させることであり、従って利益は、(現時点で確定させた先物価格)-(現時点での現物価格)になります。
 
しかし現実は、3ヵ月後に現物を売却予定の場合、3ヶ月よりも長い先物でヘッジをかけていきます。それは、先物取引の殆どが満期前に反対取引で相殺、差額決済されることから、満期まで先物取引を保有することは、取引量の低下にともなう流動性リスクを抱えることになり、余計なコストが発生することになります。
 
では、4ヶ月満期の先物で3ヵ月後の現物取引をヘッジした場合の利益は幾らになるでしょうか?3ヵ月後のスポット価格をS3、4ヶ月後に満期を迎える先物の3ヵ月後の価格をF3(4)とおきます。現時点でのスポット価格はS0、現時点での4ヶ月満期の先物はF0(4)と表します。

まず現物を売買することによる利益は、S3-S0です。ショートポジションの先物取引の利益は、F0(4)-F3(4)です。これを合計すると、F0(4)‐S0+S3-F3(4)となります。この式のF0(4)‐S0は、先ほどの利益の式(現時点で確定させた先物価格)-(現時点での現物価格)と同じです。従って、満期前で取引をクローズさせるとS3-F3(4)だけ価格が変動することになり。これがリスクだというわけです。

一般化すると、St-Ft(T)、tは現時点、Tは満期を表します。このスポットと先物の価格差をベーシスと呼び、ヘッジ取引にはベーシスリスクがあると言います。

ショートポジションの場合、もしバックワーデーションであれば、先物価格がスポット価格よりも低い状況ですので、ベーシスはプラスになります。コンタンゴであれば、逆にベーシスはマイナスになります。またこれがロングポジションでのヘッジ取引であった場合、ベーシスはバックワーデーションでマイナス、コンタンゴでプラスになります。

機関投資家が運用するコモディティファンドは、先物取引をロングし、ロールオーバーすることでポートフォリオを構築します。従って、先物価格がバックワーデーションへ動くときは、ベーシスがマイナスとなり、マイナスの利益が発生してしまいます。

資金運用を担当していて不思議だったのは、WTIなどの原油先物価格が上昇しているにも係らず、コモディティファンドがマイナスを計上することがありました。直感的には、先物価格が上昇すればファンドも上昇するだろうという気がしていましたが、先物価格のイールドカーブがコンタンゴかバックワーデションかによって、ロールオーバー時の利益に影響を与えていたのですね。
 
 

No.9|学校生活Comment(0)Trackback()

セカンドラブ

2007/11/08(Thu)09:50

今日は所要で学内のMemorial Unionという建物に行き、ついでに今年の春ごろかな、新しくできたスターバックスでのんびり勉強しました。新しい店舗とはいえ、建物自体の古さに上手にあわせたシンプルな内装で、居ごごちがよく2時間ぐらいコーヒー1杯で粘りました。夏にヨーロッパを旅して思いましたが、ヨーロッパにしろアメリカにしろ、古いものをそのまま活かしながら新しいものを作るという意識は見習いたいものです。

この建物の中には学食があって(といってもピザハットやSubwayなどが入っているだけですが)、アメリカに来て語学学校に通っていた頃、昼飯を食べによく来ました。あれからもう1年半も経つのか。当時と同じ景色を見ながらも、考えることは全く変わるもので、2年間もアメリカで生活できるのだろうかと不安に思っていたのが、今や2年なんて短いな、という風に変わりました。

同じものを見るでふと思い出しましたが、先日、YouTubeでザ・ベストテンの映像を見る機会がありました。ベストテンってのは黒柳徹子と久米宏が司会をやっていた伝説的?な歌番組ですね。生放送だったので、毎週10組もの出演者を登場させるのに苦労したようで、コンサート会場からの中継なんてザラでしたし、新幹線が一時停車しているホームで歌う場面もあったり(歌っている最中に電車のドアが閉まってそこで中継が終わったり)など、エピソードは挙げればきりがありません。残念ながら、ニューミュージック系の歌手の出演拒否や裏番組の「とんねるずのみなさんのおかげです」に視聴者を奪われたことなどから、89年に番組は終了しました。

見たのは中森明菜の映像でしたが、いや、デビュー当時はふっくらしていて可愛いですね。
http://jp.youtube.com/watch?v=5LSyktgoF1w
http://jp.youtube.com/watch?v=3G3UkK719Ug
やっぱり今から見ても、あれほどの人気が出るのが良くわかるぐらい、スター性がありますね。よく「どっち派?」という話を子供のころしたと思いますが、自分は松田聖子よりは中森明菜派で、近藤真彦とのことがなければ幸せな生活を送っていたのではと思うと、ちょっと悲しくなりました。

それはさておき、こういった生中継の歌番組って少なくなりましたね。生き残っているのはミュージックステーションぐらいでしょうか。だけど昔の音楽番組は視聴率も30%を超えることが多く、翌日はその話題で盛り上がったものですが、今は番組の種類も豊富だし後からネットでも映像が見れるので、そんな盛り上がりは無いのでしょうね。

日本全国の人たちが同じ時間に居間に集まって同じ番組を見て、同じ気持ちを共有する。いまや紅白でさえ数ある番組の1つにしか過ぎませんが、そんな時代は、溢れんばかりの情報の中でいつも道標を探さなければならない今よりも、幸せな時代だったのかもしれないと、ふと思いました。

No.8|学校生活Comment(0)Trackback()

環境保護派のエゴ

2007/11/05(Mon)03:39

先日、ニュー速という、特定のニュースとそれに対する2チャンネルの反応を上手くまとめたサイトを眺めていたら、次の記事がアップされていました。

「イルカは心優しい動物。殺される理由ない」 人気女優ヘイデン・パネッティーアらが日本のイルカ捕殺に抗議→漁師たちと海上でやり合う
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1050832.html

日本や北欧などの捕鯨推進国に対する西欧・米・豪を中心とした反捕鯨国の非難には、長いこと腹を立てていたので、概ね2ちゃんのコメントには同意しながら読んでいましたが、一方で、欧米の人たちが皆同じようにイルカ捕殺のニュースに対して批判的なのか気になり、Forumをいくつか覘いてみました。

すると・・・意外なことに、ニュース自体がForumではあまり取り上げられていませんでした。また取り上げられているForumでも、活発に意見交換が行われているようには見えません。GreenpeaceのForumでさえ、コメントは3つしかありませんでした。

またこちらも意外なこととして、さほど批判的なコメントが見られないことでした。逆に、女優の行為は売名行為だ、他国の文化を自国の尺度で測るべきではない、我々は牛を殺しているじゃないか、女優がベジタリアンなら許すが、そうではないしレザージャケットも着てるじゃないか、絶滅の恐れが無いならハンティングは許される行為では、といった、どちらかと2チャンネルの書き込みに近い意見が多く見られました。

ちなみにイルカ捕殺に批判的なコメントとしては、イルカはSmartestでBeautifulな海洋哺乳類だから殺すべきではないというものが中心でした。彼らにとっては、イルカは犬と同じようなものだと考えているような気がします。

このSmartestでBeautifulだというのは、はっきりいって彼らのエゴの塊ですね。心から辟易します。よく言われるように、ヒンドゥー教徒にとって牛は神聖なものですが、彼らがヒンドゥー教に理解を示し牛を食べることをストップするかといえば、そうではない。ヒンドゥー教徒がアメリカの牧場に乗り込んでシュプレヒコールをしたところで、大多数のアメリカ人は奇異な目で彼らを眺めるでしょう。一方で、イルカは可愛い生き物だから殺すなと、他国に乗り込んでまで漁師の邪魔をするのは、彼らが自国文化をグローバルスタンダードだと考えているからなのではという気がします。

・・・というコメントを、自分もForumに寄稿しておきました。



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