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環境保護派のエゴ

2007/11/05(Mon)03:39

先日、ニュー速という、特定のニュースとそれに対する2チャンネルの反応を上手くまとめたサイトを眺めていたら、次の記事がアップされていました。

「イルカは心優しい動物。殺される理由ない」 人気女優ヘイデン・パネッティーアらが日本のイルカ捕殺に抗議→漁師たちと海上でやり合う
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1050832.html

日本や北欧などの捕鯨推進国に対する西欧・米・豪を中心とした反捕鯨国の非難には、長いこと腹を立てていたので、概ね2ちゃんのコメントには同意しながら読んでいましたが、一方で、欧米の人たちが皆同じようにイルカ捕殺のニュースに対して批判的なのか気になり、Forumをいくつか覘いてみました。

すると・・・意外なことに、ニュース自体がForumではあまり取り上げられていませんでした。また取り上げられているForumでも、活発に意見交換が行われているようには見えません。GreenpeaceのForumでさえ、コメントは3つしかありませんでした。

またこちらも意外なこととして、さほど批判的なコメントが見られないことでした。逆に、女優の行為は売名行為だ、他国の文化を自国の尺度で測るべきではない、我々は牛を殺しているじゃないか、女優がベジタリアンなら許すが、そうではないしレザージャケットも着てるじゃないか、絶滅の恐れが無いならハンティングは許される行為では、といった、どちらかと2チャンネルの書き込みに近い意見が多く見られました。

ちなみにイルカ捕殺に批判的なコメントとしては、イルカはSmartestでBeautifulな海洋哺乳類だから殺すべきではないというものが中心でした。彼らにとっては、イルカは犬と同じようなものだと考えているような気がします。

このSmartestでBeautifulだというのは、はっきりいって彼らのエゴの塊ですね。心から辟易します。よく言われるように、ヒンドゥー教徒にとって牛は神聖なものですが、彼らがヒンドゥー教に理解を示し牛を食べることをストップするかといえば、そうではない。ヒンドゥー教徒がアメリカの牧場に乗り込んでシュプレヒコールをしたところで、大多数のアメリカ人は奇異な目で彼らを眺めるでしょう。一方で、イルカは可愛い生き物だから殺すなと、他国に乗り込んでまで漁師の邪魔をするのは、彼らが自国文化をグローバルスタンダードだと考えているからなのではという気がします。

・・・というコメントを、自分もForumに寄稿しておきました。



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