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MBAから会社に復帰したサラリーマンのリハビリブログ

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2024/05/08(Wed)07:40

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ようやく10日

2009/07/12(Sun)23:50

先月は最終日も出社、夜は職場の仲間と飲みに行き、そのまま飛行機へ乗って東京へ。

その翌日から新しい会社に向かうも、

想像以上の通勤ラッシュに体力を失い、夜は歓迎会で更に疲弊。

新しい職場ではまず社内用語や基本的な仕事の進め方から覚えていく一方で、

中途入社=即戦力という自意識から見えないプレッシャーを感じて気が抜けない。

同期もいないので、愚痴をグダグダ言い合って気分解消することもない。

いやあ、入社から10日経ちましたが、どっと疲れが溜まってます。

転職ってエネルギーがいるもんだ。

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No.89|学校生活Comment(0)Trackback()

最近読んだ本

2009/05/29(Fri)21:49

決算時期以外は時間的余裕があるので、帰国してからの1年は本ばかり読んでいました。特に経済小説のジャンルにはまってて、気に入った作家の小説を虱潰しに読破していきました。その中でもお勧めは山崎豊子と黒木亮の作品。

まず「沈まぬ太陽」「華麗なる一族」の作者である山崎豊子の小説は、結末が必ずしもHappyではなくて、読んでいて胸がつかえて苦しいけど、ある意味、ビジネス現場で向かい合う様々な苦悩を仮想体験している感じ。

黒木亮の小説は、その殆どが事実を詳細に調べ上げて書かれていて、下手な業界紹介本を読むよりも、業界の細部を知ることができる。特に驚愕するのが「エネルギー」という昨年夏に発売された、サハリンプロジェクトや日の丸油田をテーマにした、ほぼノンフィクションの小説。エネルギー業界の特殊な契約形態や価格決定の話もさることながら、デリバティブ取引の技術的な話まで出されては、通常の人は殆ど理解できず、上巻の半分も読んだら諦めてしまうのでは?というぐらい詳しい内容。 

この黒木亮の小説が、最終的には転職先として商社の財務部門を選ぶ決め手になったのだろうなぁ。

ちなみに現在の勤務先は6月末で退職し、7月より某商社のプロジェクト財務部門で働くことに決まりました。家は世田谷区の小田急線沿いに借りたのだけど、東京は家賃が高くて、実質的には賃金減な感じです。




No.86|学校生活Comment(2)Trackback()

東京

2009/02/17(Tue)00:44

今日の21時からNHKで放映されていた沸騰都市シリーズの最終回、「Tokyoモンスター」は見ごたえのある番組でした。クオリティーの高いドキュメンタリーはさすがNHKならではで、こういう番組を見ると、数千円の受信料など安い!

しかし、改めて考えると、東京という都市はとても美しい。以前ある友人が東京の都市計画の不備を挙げ、不揃いなビル群のデザインが醜いと言っていましたが、自分にとっては、逆にその不揃いさが有機的な組織体として、カオスのような雰囲気を醸し出していて、美しい。

思えば、自分が最初に東京に来たのは9歳のときでした。初めて見て驚いた高層ビルは赤坂見附のプリンスホテルとニューオータニのビルで、また今では高層ビ ルに埋もれてしまった40階建ての霞ヶ関ビルも輝いて見えました。日没後に夕闇の中に浮かぶ東京タワーを見て、東京に来たことを実感したものです。

しかし今や、30階建て以上の高層ビルは300棟近くに上り、東京の景色は一変してしまいました。また池袋から渋谷を経由して品川へ抜ける地下の高速道路が近々完成し、東京タワーは3年後に電波塔としての役割 を終え、墨田区に新東京タワーが竣工する予定になっています。空から地中まで、東京中心部は改造しつくされてしまいました。

ただ、常に変化し続ける都市だからこそ、東京人としてのアイデンテティを保持するための、人々の心の拠り所を確保しておくことが必要なのではないのかな。それはやっぱり、この番組でも取り上げられていたように、また映画三丁目の夕日に見られるように、東京タワーがその存在になるのではないかと思います。

番組によあると、森ビルは東京タワーのお膝元である虎ノ門に新たな高層ビルを建設するようです。

No.81|学校生活Comment(0)Trackback()

汚染米問題に見られる危機管理能力

2008/09/20(Sat)14:01

焼酎の醸造元のオーナから聞いた話。

例えば宝山ブランドで知られる西酒造などが購入した汚染米の値段と、彼が原料として用いている米の値段には10倍もの開きがあるらしい。彼は熊本の奥地に山林を購入、原料となる上質な水を自ら確保するなどして、質の高い焼酎を作る努力をしていて、芋焼酎好きの自分でもめちゃくちゃ旨いと思うぐらいの米焼酎なのだが、それでも宝山ブランドの焼酎とさほど値段に開きがあるわけではない。西酒造の若手経営者は「美味しんぼ」でも取り上げられるなど焼酎革命の旗手として持てはやされた時期もありましたが、経済合理性というか採算を優先したことがこのような結果に繋がったのだといえます。

全体的に見苦しいのは、そのような安い原材料を使うことには、何らかのリスクがあることは明らかなのに、問題が顕在化した今、責任を転嫁して被害者面している経営者ばかりなことです。

とはいえ、危機管理の面からいえば、もっとも残念なのは政府の対応。今回の事件では、対応を二転三転させた後、流通先の業者リストを公表し、消費者利益を優先する姿勢を打ち出したわけですが、問題のない業者への風評被害を抑制するという面でも正しい対応だったと思います。が、問題なのは、そのリストに掲載された業者の今後の経営への配慮に欠けていたこと。

取り扱い商品の全てに汚染米が混入しているわけではないのに、公表されたリストを見て、消費者はその業者からの購入を控えるという消費行動にでるはずで、更に銀行などの債権者も経営が悪化するであろう業者に資金を貸し付けておくこともできなくなる。その結果、売り上げは低下、借入金の返済は滞り、不渡りを起こして倒産することになるのは想像に難くない。社長が自殺するのもある意味予想された結果だと言える。

こういう状況になれば、農林水産省や大臣への批判が強まることも予想されたことで、業者に対するセーフティーネットを公表前に準備できなかった政府には、やはり想像力が欠如しており、危機管理能力が足りないという印象を受けざるを得ない。


No.75|学校生活Comment(0)Trackback()

まとめて雑感

2008/05/11(Sun)08:02

卒業式から1週間が経ちました。賑やかだったこの町も、夏休みに入るとともに、静けさを取り戻しました。

雑感その①

木曜日の夜は、タイ人の同級生と最後の食事に行きました。2年前の語学学校で出会ったときは、何となくシニカルなイメージがして仲良くできませんでしたが、同じファイナンス系ということでチームワークを重ねるたびに、彼の優秀さと誠実さを理解し、最も信頼し合える友人になりました。成績優秀者として卒業式でhonorを受けた彼が、チームワークの様々な場面で自分を頼りにしてくれたことを誇りに思います。最後の握手は様々な思い出が交錯してちょっと辛かった。。。

雑感②

金曜日は、町に残っている日本人学生でIndianapolisにゴルフをしに行きました。Indy500が行われるレース場内に、一部のコースが位置する面白いゴルフ場でした。クラブハウスも立派で、またコースのメンテナンスも行き届いていました。が、ちょっと難しいコースで、しかもIndy500の予選会が実施されていて、凄い騒音の中でのゴルフでした。

前半はシャンクが止まらず、2番ホールを終えた時点で既に10オーバー。人生初の60台を叩くかと思いきや、何とか持ち直して59のスコアでアウトを終了。インは調子が戻って5番ホールまではバーディー二つのイーブンパー。雨が降り出して一時中断してから調子を崩し、直後にトリプルを叩いたものの、結局は45でホールアウト。ゴルフはメンタルのスポーツですので、最初に精神的に腐ってしまうと最後まで悪いまま終わるのですが、回数をこなしたおかげで、メンタル面も鍛えられていた模様です。恐らくこれが最後のゴルフになりますが、良いコースとメンバーとに囲まれて、良い思い出になりました。

雑感その③

日本人送別会の時の写真を映像風に纏めたファイルを、一年生からいただきました。見て改めて気づくことに、皆の顔つきが変わっています。最近、渡米した頃をよく思い出すのですが、それぞれ何となく不安げで、自己顕示的だったり、仕事に疲れた顔をしていましたが、そんなものは全て吹っ飛んで、とても良い顔つきになりました。自分も含めて、皆、それぞれの目的に従って、良い経験が出来たのだろうと思います。

雑感その④

そして今日は天気が良かったので、キャンパスをぐるっと一周して写真を撮ってきました。各場所で過去の記憶が蘇ってきます。渡米したのがまるで数週間前のようにも感じられるほど、密度の濃い2年間でした。本当に、Kelleyに来れて良かった。


No.67|学校生活Comment(0)Trackback()