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MBAから会社に復帰したサラリーマンのリハビリブログ

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2025/07/13(Sun)09:41

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送別会で

2008/02/25(Mon)06:15

昨日は送別会の一日でした。昼は日本人同級生たちと、夜は日韓中台タイのアジア人たちと、来週で日本に帰る同級生&3月末にヨーロッパのExchange Programに行ってしまう同級生を送りました。

2006年の6月17日アメリカに到着してから早いもので、もう1年と8ヶ月が過ぎました。年齢では2歳も年をとりました。自分もあと80日で日本に帰国です。

大学の時のように気の合う仲間とだけ仲良くしていた頃とは違って、同じ日本人でもバックグラウンドも年齢も性格も違うメンバーがこの土地に集まり、苦労しながらお互い助け合って生活してきました。深いようで浅い、浅いようで深い、柔らかな日本人の連帯感がとても心地よく、それがあと2ヶ月で終わってしまうのはとても寂しい気がします。

また言葉のハンデがありながら、アジア人メンバーと心の交流ができたことはとても貴重な体験でした。送別会をやろうと声をかけたら、最初は数人のメンバーでしたが、少しずつ口コミで人数が増えて行きました。国籍は違うし、国同士の関係も上手く行っていないし、MBAに来ているメンバーは国の中では上流階級に入るのかもしれないけど、大きな視点で見れば、長い歴史の中で密接に文化の交流を図ってきた人間同士、深く心が通じ合うのだなあと、しみじみ思います。


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No.43|学校生活Comment(0)Trackback()

食への意識

2008/02/22(Fri)03:59

以前からネットで広まっている小噺。

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日本 「ごめん。ちょっとトイレに行ってくる」

米露韓中北 「いってらっしゃい」

中国 「(小声で)日本を本気で怒らせてみたいが、難しい。潜水艦で領海に入っても怒らない」

韓国 「私も独島を占拠してみたわ。それでも怒らなかったの。」

ロシア「北方領土を返さなくても怒らないぜ。」

中国 「冗談だと思われるかもしれないが、最近油田が見つかった東シナ海で、うちの領海を試しに沖縄トラフまで主張してみたが、怒らない」

北朝鮮 「なら、おれが核ミサイルをぶち込んでみようか」

米国 「よせ、それはもう俺がやってみた」

米露韓中北 「一体どうすれば日本は怒るんだ…(途方にくれる)」

中・韓 「私達は日本人を怒らせようと犯罪者を大量に輸出してみたんだが、逆にビザ免除に動いてくれてるし‥」

北・露 「ふーむ…」

米国 「・・・あ、でも、牛肉に脊柱いれたまま輸出したら、日本国民がかなり騒いだな‥」

露韓中北 「あーそれは、ちょっと怒るかもね。でもそんなことで領土より騒ぐなんて・・・。」

韓国 「私のとこで起こった生ゴミ餃子もニュースで知って怒ってたよ」

中国 「昨日餃子に毒(農薬?)盛ってたこと知って、かなり騒いでるんだけど・・・ 食い物ぐらいでまさか領土より怒るなんて思ってなかったから・・・。」

ロシア 「あいつ、食い物に手を出すのだけは許せないんじゃないの?」

米韓中北 「あ!」

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日本の特徴を良く表してるよなぁ。そのうち、食糧が輸入できなくなるんじゃないか。。。

不二家、ミートホープ、赤福、船場吉兆・・・ここのところ、食品に関する不祥事のニュースが目立ちますが、やっぱり食に対する意識の高い国民性なのでしょう。

が、その意識も表面的なのが日本的というか。

西日本新聞が2003年から連載している企画記事に、「食卓の向こう側」というのがあります。ネットだと各シリーズの第1回しか読めませんが、非常に優れた企画です。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/lifestyle/shoku/2003/12/post_17.shtml

例えば、記事ではこんな問いかけを私たちに投げかけます。

コンビニで食べるサラダに入っているゆで卵の薄切りは、なぜ全て綺麗に黄身と白身がバランスよく出来上がっているのでしょうか?

給食の献立から白あえ、いり卵、ポテトサラダがはずされたのは知っていますか?(極端な安全性への意識や、アレルギーの増加、好き嫌いを無くす強制ができない給食の現場から)

骨無しの魚はどうやって作られるのでしょうか?(魚に骨があることを知らない子供がいることを受けて)

ってな感じです。記事を読むと、賞味期限の偽装なんて可愛いいものです。ちょっと古かろうが食あたりを起こすだけですし(勿論、農薬入りギョーザのように、食べた人間が意識不明になるようなレベルの問題は論外ですが)。

問題なのは、一見目に付かない問題は、じわじわと日本の食文化を破壊し、そして自分の体をも破壊しているということです。

読売新聞がようやくここにきて「食ショック」という名前で連載を始めました。西日本新聞から遅れること4年。飽食に慣らされ、本来最も重要な家庭の食生活について省みなくなった日本人に対して、マスコミによる警鐘は届くのだろうか。




No.42|学校生活Comment(0)Trackback()

セメスターほぼ終了

2008/02/22(Fri)00:14

まあとにかくモチベーションの上がらない7週間がほぼ終了。後は1週間後期限のTake homeのエッセイを残すだけとなりました。

M&A

事前情報に違わずアサイメントの量は多いし、パーティシペーションは求められるし、今学期最も時間を費やした授業でした。その甲斐あって、M&Aの一連の流れを良く理解できた、Take awayの多い授業だったと思います。帰国後の役員報告会で色々と使えそうなのが嬉しいところです。

Real Estate

授業が全くOrganizeされてなくて、特に英語という面で苦労した授業でした。事前に授業のスライドをアップしてくれてると予習が出来て助かるのだけど。またしゃべりは早いし、スライドも色んな資料を切り貼りした感じ。なおかつWAMとかPLAMとか、何かを略した単語がたくさん出てくるんだけど、その説明がなかったりする場合があるんだよなぁ。授業でしゃべってるのかもしれないけど、そもそも英語が早すぎて聞き取れないし。

テストも異常な量の問題数。前半は小問題が25問ぐらいだったかな、記述式。事前に過去問を配ってくれないので厳しい。後半は計算問題。先生が配ったスプレッドシートがそのまま使えない問題もあって、皆苦労してたみたい。個人的には、中学受験の性なのか計算問題は得意なので、何とか全て終えて提出しました。周りは時間が来てもまだ取り組んでいたので、Aマイナーぐらいは確保できたかも。Take awayは、、、まあ一般的なMBS、CMO、CDOの価格計算がわかったので、運用業務に戻ったら少しは使えるかもしれません。


Behavior Finance

うーん。ややがっかり。知っている話ばかりで、教養というより、投資の世界では雑学程度の話が大半。Auditでよかった。

Crisis Management

週1回3時間の授業にも関わらず、大体2時間ぐらいで終了。気さくな先生で、たまにピザが出たりと、疲れた一週間の最後を飾るには最高の授業。しかし、危機管理のフレームワークって、スライド1枚でしか説明されていないような!?


次の最後のセメスターはもう少し勉強した方がいいのかなあ。課外活動を優先すべきかなあ。。




No.41|学校生活Comment(0)Trackback()

コロンビア

2008/02/21(Thu)23:08

昨年の春休みにフロリダのNASAの基地を見学しました。中でも、チャレンジャーとコロンビアの事故の記念碑の前でアメリカ人が沈痛な顔をして佇んでいたのが思い出されます。また危険を冒して紛争地域へ赴いたり、事故の可能性がありながら宇宙へ飛び立ったりと、世界の平和や科学の進歩といった大きな目的のために自らの命を賭けることのできる国民性に感動したものです。その目的が正しいかどうかは別にしてね。

さて、危機管理の最後の授業はコロンビアの事故のケースでした。ケースといっても読み物ではなくCD-ROMで、実際のNASAの内部資料やデータを基にした動画中心のマルチメディアケースです。しかも面白いことに、当時のNASAの責任者6人から1人を選択して、シャトルの打ち上げから9日目までを疑似体験するのですが、得られる情報が選択した人間によって違ってきます。

事故の原因は、直接的には打ち上げ時に、タンクから外れた断熱材がシャトルの左翼に衝突して穴が開いたことが原因ですが、間接的には人為的なミスです。詳細は省きますが、官僚的なNASAの組織の中で、部門間や上下間で情報や意思が伝達せず、過去の成功体験に捉われすぎた結果、人命優先の意識が軽視されたということなのでしょう。

で、クラスを6チームに分けてディスカッションすると、事故の責任をお互いに擦り付け合い、な感じ・・・。まさにBureaucratic、官僚的な組織だなあと思う一方で、良く出来たケースだと関心しきりでした。

電力会社も官僚的な組織と言われていますし、確かに縦割り社会です。原子力を抱えている以上、ほんとひとごとじゃないよなあ、と思った次第です。

寄寓にも、この日、アトランティスが無事帰還したニュースが飛び込んできました。

No.40|学校生活Comment(0)Trackback()

1つ終了

2008/02/19(Tue)13:24

今週はFinal Weekです。プレゼンが1つ、試験が1つ、レポートが2つ。通常のセメスターに比べると比較的負荷の軽いFinal Weekです。

今日はそのうち、M&Aの授業でプレゼンを行いました。事前に3回しか練習しなかったのに、さほど言葉に詰まることもなくプレゼンできたので、ホッとしています。去年の今頃は20回練習しても途中でストーリーが飛んでしまって、メモを見返したこともありましたが、成長を実感できるのは次に向けて自信になります。

ただ他のチームのプレゼンを見ていて、やはりデザインセンスのある人は綺麗にスライドを作るんだなあと感心しました。うちのスライドとは明らかに雲泥の差。そのチームと続けてのプレゼンだっただけあって、生徒からのフィードバックには、デザインを上手く統一した方がいいんじゃない、といった意見も少なからず有りましたね。

とにかく、残り3つ。来週はCore exercise。こちらの方がきつそう。チームもマーケ専攻が2名いて、若い彼らは既にノリノリ。ファイナンス専攻で子持ちの落ち着いてしまったおじさんには、この雰囲気はちょっと辛いですわ。



No.39|学校生活Comment(0)Trackback()