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MBAから会社に復帰したサラリーマンのリハビリブログ

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2025/07/18(Fri)16:48

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関数電卓

2007/12/01(Sat)15:51

買いました。関数電卓。デリバティブの中間テストが返却され、先生からのコメントで次は関数電卓を持ってくるようにと書かれていたので。

価格は思っていたよりも安く、10ドルぐらいから100ドル超までの関数電卓が販売されていましたが、違いが良くわからなかったので真ん中をとって50ドルのを購入しました。自然対数やログだけでなく、プロジェクトのIRRやPVなども計算できるようです。いまやExcelさえあれば何でも計算できますが、迅速性や携帯性から使いこなせるようになると便利でしょうね・・・といっても、まあ自分は過去に使ったのが4日程度(UBSの研修で)なので、殆ど使いこなせません。まずは小数点以下2桁の表示を4桁にしようとしたら、30分もあくせくする羽目になりました。最後は諦めて説明書を読みました。

さて中間テストといえば、非常にラッキーで、関数電卓がないことで数値が計算できなかった箇所には減点がありませんでした。記載した方程式が間違ってなかったようで、教授の寛大な採点に感謝しきりです。加えて唯一減点されたのが、マイナスの符号の付け忘れだったので、ほぼ満点。うーん。平均点は高いとは言え、諦めていただけに嬉しい結果となりました。

今学期も残すところ2週間。そして帰国まで5ヶ月。一日一日がとても早いです。残り僅かな期間で何をしたらMBAからのTake Awayを最大化できるだろうかと、ラオウに死の秘孔をつかれ3日しか余命がなくなり何をすべきか悩む南斗水鳥拳のレイのような気持ちです。
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No.18|学校生活Comment(0)Trackback()

テストの結果ほか

2007/11/28(Wed)11:04

うーん。中間テストの結果が2本、返却されました。

ひとつはアカウンティング。想像以上に平均点が低かったおかげでAをGetした模様。これはMBAの生徒が少なくて、あまりやる気のないMPAの生徒が多いせいなんだろうなあ。といってもクラスの1/3がAをGetできる超甘甘な採点なので、喜びも半減なのだけど。

もひとつはファイナンス。こっちは自信あったんだけど・・・。良く見ると文章の読み間違いで6点もロス。40点満点のテストなので、この6点は痛い(涙)。点数の分布を見ると、同じように間違えた人が多かったのか、こちらも平均点がかなり低い。上位25%にはギリギリ入っているものの、自信満々だっただけあって落ち込みが激しい。

明日もファイナンスの中間の結果が返却されるのだけど、こっちはまるで望みなし。関数電卓がなかったので計算自体できなかったし。

サンクスギビングが終わって今学期も残り3週間。何となくやる気は出ないし、見はじめたアニメ北斗の拳はまだ半分も見終わってないし、カムイ伝は読むのに異常に時間がかかるし。あーーー(フラストレーション)。

さて話は変わって、以前に他のサイトのブログで書いたサムソン、色々と疑惑が噴出しています。

朝鮮日報の記事
http://news.livedoor.com/article/detail/3405417/


この記事の中に出てくるサムソンSDIって、韓国の友人の派遣元なんですけど・・・。

サムソンの時価総額はほんの3年前までは韓国株式市場の20%だったのだけど、つい最近10%を切ったそうです。韓国市場全体が上昇している一方で、サムソンの株式の下落は目を引きます。

韓国の超大企業がこういった会計操作に手を染めていたとなれば、韓国市場全体に対する信頼も揺らぐわけで、これを乗り越えてはじめて韓国市場は先進国市場の仲間入りするのでしょうが、暫くかかりそうですね。先進国市場の株式インデックス、MSCI-Worldに組み入れられる日はいつのことやら。




No.17|学校生活Comment(0)Trackback()

アナリストの役割

2007/11/26(Mon)14:21

質問力という言葉が流行った時期がありますが、目が覚めるような意外な角度からの質問は、本質を考えさせられることが多く在ります。

NYから戻り、同業界出身の1年生の方と食事に行きました。自分は財務畑、先方はマーケ畑ということで、業界の動向についての情報や意見交換、といってもまあそんな堅苦しい話ではなく、メシでも食いに行きましょうという感じでBakehouseという喫茶店でコーヒーをRefillしながら粘ること4時間。いやはや、勉強になりました。

財務で資金繰りをやっていたことから、社内の資金の流れは隅々まで把握しているつもりでしたが、資金が関係しない業務については明らかにマーケ担当のほうが詳しい。業界動向や新しい技術開発状況など、ある程度は知っていたつもりでも新しい発見が多々ありました。

さて本題。彼から「アナリストはなぜ企業に対して株主重視の姿勢を求めるのですか」と聞かれ、返答に詰まってしまいました。

当社は以前減配した際に、その後暫くアナリストから株主軽視だと批判を受け続けたことがあります。批判の内容は、業績好調にもかかわらず減配するのは理解できない、配当を戻すべきだというのが主たる内容でした。

が、例えば株主重視の姿勢から配当を上げ、株主への還元を図る(電力の場合は配当株なのでキャピタルゲインは期待されていません)ことで、アナリストにはどのようなメリットが生じるのでしょうか。

当たり前のように、アナリストは投資家の立場から会社にあれこれ要求するものだと思っていましたが、よくよく考えると、アナリストの業務としては、株主重視でかつ配当の上昇が見込まれる企業にはbuy、逆の企業にはsellのレーティングをつければいいだけなので、企業に働きかけることの意義はないように思えます。

特に自社でファンドを保有しているバイサイドのアナリストならともかく、セルサイドのアナリストにはメリットがありません。すでに企業の株を保有している自社の顧客に対してトータルリターンを向上させるという目的で企業に働きかけるのならわかりますが、アナリストの報酬は見通しの正確性やレポートの質に基づく顧客の評価によって決まるので、そのメリットはないはずなのです。

一方、公器としての役割を自任して日本の企業を米国型の株主重視のスタイルに変更させたいと思うのであればその限りではありませんが。

うーん。なぜなのだろう。

No.16|マーケットComment(0)Trackback()

ニューヨーク

2007/11/26(Mon)10:40

サンクスギビングの休みも今日で終わり。明日からまた忙しい日がはじまります。気分は何となく日曜日のサザエさんを見てこれで土日も終わりかと残念がる小学生のようです。

さてこの休みはニューヨークへ行って充実した一週間を送りました。

まずオペラ。ニューヨークのThe Metropolitan Operaでフィガロの結婚を鑑賞。オペラ初心者の自分でしたが、想像以上に楽しめました。席も上のほうのバルコニーでしたが前から4列目で舞台の隅々まで見えました。



ミュージカルのレミゼラブルもチケットを予約していたのですが、こちらはストライキによって中止になりました。オペラよりも楽しみにしていたのに。。。くそっ。

そしてサンクスギビングのパレード。キャラクターのバルーン。。。でかい。人が多くてBroadway Streetまで行けず、必死で肩車する親がたくさんいました。人ごみにつぶされる子供もいて、結構な危険地帯です。無差別テロリストならこの瞬間を狙うのだろうなあとふと思いました。
 
 

MoMAにも行きました。前回のNY訪問時は改修中につき、MoMA QNSのみでの少ない展示でしたが、今回は量にも質にも圧倒されました。建物の設計は慶応の湘南藤沢中高等部も担当した谷口吉生のデザイン。やはり印象が似ています。

  

そしてなんといっても収穫だったのがブックオフの発見。グランドセントラル駅から徒歩で3分ほどのところ。子供の絵本に加えて3冊ほど購入しました。

この本はエンロンについて。電力の仕事をしておきながら、実は余り詳しく調べたことがなかったので。7ドル。 



次はたまたま手に取った本。経済産業研究所(REITI)のフェローによる企業分析をまとめた本です。アメリカでベストセラーになったGood to Greatの日本版のような内容で、優秀とされる企業に共通に見られるファクターを抽出、分析しています。1ドルの割りに面白いというか、1ドルでいいのか?ファクター自体は当たり前のものばかりだけど、きちんとした分析によって裏付けられているところがグッド。

  

そして投資の古典的名著。敗者のゲーム。これが1ドルで購入できるんだから世も末だ。。

  

思えばちょうど4年前のサンクスギビングも会社の出張でNYに来ていました。アメリカの投資家動向調査という名目でシティグループとUBSを訪問したのですが、今から思えば先方と対等な議論もできず、知識も経験もまだまだ不足していたなあ。会社はよく出張に行かせてくれたものだ。。。
 

No.15|雑感Comment(0)Trackback()

新記録

2007/11/17(Sat)16:10

さて今日は韓国人の友人との懇親をかねてゴルフに行ってきました。行き先はいつもの大学のコースじゃなくて、南へ車で30分ほどの場所です。

日本だと30分って近いのに、この街だとかなり遠い気がしますね。

さて気温は5度前後で風も強く、えらい寒かったです。日本だと雨が降ってもどんなに寒くてもひとたび予約を入れれば大抵はプレイしますが、やっぱりゴルフって夏のスポーツなんだなあとつくづく思い知らされました。

さて前半はなんと5連続パーを達成。ただ7番ホールまで+3だったのに、8番、9番で連続トリプルを叩いてスコアは44。この2ホールは、前回に来たときも+3、+4と相性の悪いホールです。ちょっと残念。

昼にはクラブハウスでホットドックを注文。こんもりと載せ過ぎたピクルスが気管に入って悶える始末。

後半は我慢のゴルフ。ダブルボギーでスタートした後は、ずっとボギーが続きます。7番と9番で何とかパーを取り、スコアは44。合計88で、新記録達成!!

前日までのレポートと麻雀で睡眠不足、そして寒かったので、今日はスコアにこだわらず楽しむことを優先させようとしたのがプラスに働いたのかもしれません。ゴルフはメンタルのスポーツなので、無欲の方がやっぱりいいみたいですね。

一緒に行った韓国人のうちの一人も同じスコアで新記録でした。新記録達成ということで、なぜか帰りにコーヒーをおごってもらいました。自分はおごらなくてよかったのかな。。。



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