サンクスギビングの休みも今日で終わり。明日からまた忙しい日がはじまります。気分は何となく日曜日のサザエさんを見てこれで土日も終わりかと残念がる小学生のようです。
さてこの休みはニューヨークへ行って充実した一週間を送りました。
まずオペラ。ニューヨークのThe Metropolitan Operaでフィガロの結婚を鑑賞。オペラ初心者の自分でしたが、想像以上に楽しめました。席も上のほうのバルコニーでしたが前から4列目で舞台の隅々まで見えました。

ミュージカルのレミゼラブルもチケットを予約していたのですが、こちらはストライキによって中止になりました。オペラよりも楽しみにしていたのに。。。くそっ。
そしてサンクスギビングのパレード。キャラクターのバルーン。。。でかい。人が多くてBroadway Streetまで行けず、必死で肩車する親がたくさんいました。人ごみにつぶされる子供もいて、結構な危険地帯です。無差別テロリストならこの瞬間を狙うのだろうなあとふと思いました。


MoMAにも行きました。前回のNY訪問時は改修中につき、MoMA QNSのみでの少ない展示でしたが、今回は量にも質にも圧倒されました。建物の設計は慶応の湘南藤沢中高等部も担当した谷口吉生のデザイン。やはり印象が似ています。

そしてなんといっても収穫だったのがブックオフの発見。グランドセントラル駅から徒歩で3分ほどのところ。子供の絵本に加えて3冊ほど購入しました。
この本はエンロンについて。電力の仕事をしておきながら、実は余り詳しく調べたことがなかったので。7ドル。
次はたまたま手に取った本。経済産業研究所(REITI)のフェローによる企業分析をまとめた本です。アメリカでベストセラーになったGood to Greatの日本版のような内容で、優秀とされる企業に共通に見られるファクターを抽出、分析しています。1ドルの割りに面白いというか、1ドルでいいのか?ファクター自体は当たり前のものばかりだけど、きちんとした分析によって裏付けられているところがグッド。
そして投資の古典的名著。敗者のゲーム。これが1ドルで購入できるんだから世も末だ。。
思えばちょうど4年前のサンクスギビングも会社の出張でNYに来ていました。アメリカの投資家動向調査という名目でシティグループとUBSを訪問したのですが、今から思えば先方と対等な議論もできず、知識も経験もまだまだ不足していたなあ。会社はよく出張に行かせてくれたものだ。。。
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