最近凄い人を知りました。その名もB・N・F、通称ジェイコム男。まだ20代にして資産200億円弱。大学時代のバイトで貯めた160万円から株式投資をスタートし、10年足らずでここまでリターンを稼いだというのだから、開いた口が塞がりません。詳しくは
Wikipediaで。
彼の運用手法はテクニカルでもファンダメンタルズ分析でもなく、どちらかといえばMean reversionやMomentum戦略に近い、、、一言でいえば洞察力のようです。
個人投資家が失敗する理由は、行動ファイナンスで分析されているように、自信過剰や、損失忌避行動(ロスカットができずに塩漬けする)などが主な原因だとされていますが、それにしてもこれは、、、
普通の人間だったら数億円稼いだだけでムダに浪費してしまいそうなものですが、彼は純粋に株式投資にハマってしまっているのでしょう。だから心理的な弱さがリターンに影響しない稀有な人間なのだと思います。ちなみに自分の手元に10億があれば、分散投資して年率5%を稼ぎ、その利子だけで生活します。
思えば2004年に約100億円の収入を得て高額納税番付の首位を獲得したタワー投信の清原部長も、とある運用会社の担当者に聞くところによると、身の回りには無頓着で、スーパーの袋をバック代わりにするなど、運用以外のものには余り関心を持たない人間らしいです。
投資家として成功するには、欲深さはタブーだということなのかもしれない。やはり自分は地道に分散投資でこつこつ資産を増やしていくしかないようです。
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