今日の「ガイアの夜明け」は日雇い派遣の問題がテーマ。
若者たちが、派遣会社から連絡を受けて、業務も時給もわからないまま集合し、バスに乗り合って現場へ赴任する映像が流れていた。
恐らく行く先々はまちまちだろうし、業務も当日判明することから、簡単な仕分け作業程度しか任せられず、本人の専門性も高まらず、引いては本人の履歴書を汚すことになり転職がさらに厳しくなる。
一方で派遣者を受け入れる企業側も、取引相手である大手企業側が、在庫を極限まで減らそうとするために、人材を常時抱えることもできず、人材をプールしている人材派遣会社に労働力を頼ることになる。
人材派遣会社も、そのようなニーズがある限り、結局は日雇い派遣を手がけざるを得ない。
自分は運良く規制に守られた会社に入社し、安定した給料を得ることができている。一般的に、このような恵まれた状況にある社員の大半は、次のように考える。
「この会社に入社して幸せだ。この幸せは手放せない。定年まで何としてでもしがみつこう」
さらに、うちの場合は、
組合員「国会に民主党の議員を送り込み、従業員の生活既得権益を守ろう」
幹部層「地元の自民党議員をバックアップし、規制緩和をストップして既得権益を守ろう」
などと政治の世界にまで影響力を持とうとする。
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