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MBAから会社に復帰したサラリーマンのリハビリブログ

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2025/05/09(Fri)20:19

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カンクンにて

2007/12/19(Wed)14:24

メキシコのリゾート、カンクンに来ています。1年の3分の2は晴天というカンクンで、この2日間は曇天の微妙な天気が続いています。しかも気温も上がらず、海は強風で遊泳禁止、プールで泳ぐと唇が紫色に変わるほど寒い。なので、デッキチェアに寝転がって、水色の海と灰色の空を眺めながら読書にふけっています。この数ヶ月の疲れた体を休めるにはちょうど具合の良い感じです。

この旅行はAll inclusiveなので、飲食代は全て宿泊費に含まれています。バーに行ってはカクテルを注文し、飯を食いながらビールをぐいっと。燃やしてアルコール分を薄めたテキーラに、コーヒーと生クリームを混ぜたメキシカンコーヒーなどもぐびぐびと。体育会系の同級生家族と一緒の旅行なので、たるんだお腹を見せるのもしのびなく、ここ数ヶ月は筋トレなどをして僅かばかりダイエットをしていたのに、腹があっと言う間に横に割れてきました。

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No.22|雑感Comment(0)Trackback()

ニューヨーク

2007/11/26(Mon)10:40

サンクスギビングの休みも今日で終わり。明日からまた忙しい日がはじまります。気分は何となく日曜日のサザエさんを見てこれで土日も終わりかと残念がる小学生のようです。

さてこの休みはニューヨークへ行って充実した一週間を送りました。

まずオペラ。ニューヨークのThe Metropolitan Operaでフィガロの結婚を鑑賞。オペラ初心者の自分でしたが、想像以上に楽しめました。席も上のほうのバルコニーでしたが前から4列目で舞台の隅々まで見えました。



ミュージカルのレミゼラブルもチケットを予約していたのですが、こちらはストライキによって中止になりました。オペラよりも楽しみにしていたのに。。。くそっ。

そしてサンクスギビングのパレード。キャラクターのバルーン。。。でかい。人が多くてBroadway Streetまで行けず、必死で肩車する親がたくさんいました。人ごみにつぶされる子供もいて、結構な危険地帯です。無差別テロリストならこの瞬間を狙うのだろうなあとふと思いました。
 
 

MoMAにも行きました。前回のNY訪問時は改修中につき、MoMA QNSのみでの少ない展示でしたが、今回は量にも質にも圧倒されました。建物の設計は慶応の湘南藤沢中高等部も担当した谷口吉生のデザイン。やはり印象が似ています。

  

そしてなんといっても収穫だったのがブックオフの発見。グランドセントラル駅から徒歩で3分ほどのところ。子供の絵本に加えて3冊ほど購入しました。

この本はエンロンについて。電力の仕事をしておきながら、実は余り詳しく調べたことがなかったので。7ドル。 



次はたまたま手に取った本。経済産業研究所(REITI)のフェローによる企業分析をまとめた本です。アメリカでベストセラーになったGood to Greatの日本版のような内容で、優秀とされる企業に共通に見られるファクターを抽出、分析しています。1ドルの割りに面白いというか、1ドルでいいのか?ファクター自体は当たり前のものばかりだけど、きちんとした分析によって裏付けられているところがグッド。

  

そして投資の古典的名著。敗者のゲーム。これが1ドルで購入できるんだから世も末だ。。

  

思えばちょうど4年前のサンクスギビングも会社の出張でNYに来ていました。アメリカの投資家動向調査という名目でシティグループとUBSを訪問したのですが、今から思えば先方と対等な議論もできず、知識も経験もまだまだ不足していたなあ。会社はよく出張に行かせてくれたものだ。。。
 

No.15|雑感Comment(0)Trackback()

子供を育てるということ

2007/11/11(Sun)01:11

同級生には子持ちの方が一人いて、帰国後は東京に住むことになるかも知れないとのことで、たまに東京の学区や受験の話などをすることがあります。お子さんは女の子二人で、女子中、女子高などの情報も気になるようですが、ご本人は大阪出身のため余り詳しくないとのこと。

自分は、小学校から塾に通って一緒に勉強していただけあって、偏差値から学校の規則、雰囲気、(制服)など、結構「お受験」には事情痛です。あの学区に住めば外務省の子息の多い小学校に通えるとか、ここの住環境はこうだとか、中高一貫だけど高校に上がるには試験が必要だとか。大妻女子の理念が「恥を知れ」だとか・・・。卒業後はわかる範囲で相談にのる予定です。

思えば自分が中学の頃、親の意向で中学受験し、地元の友達と離れ離れになったことに対する親への反発で、極端なときは大学なんて行かないで働いたって構わないなど思っていました。何となく、渋谷あたりをブラブラしている当時の不良集団チーマーなんかに憧れたものです(チーマーは慶応生が最初に作ったといわれていますが)。実際に高校時代は毎日、渋谷のゲーセンを徘徊し、センター試験の直前には渋谷で2日ほど家に帰らずプラプラしたりして。適当に働いて、遊んで、楽しくやって、そんな人生に惹かれたこともありました。まあ受験校だったので、流されるまま周りと一緒になって受験して大学へ入り、様々な経験をするにつれ、本当に面白いのはどっちなのか、ようやくわかるようになりました。

若いうちは、適当に責任無くやるほうが楽しい、歳を取ってからは、学問やビジネスの方が面白い。前者の楽しみは20歳そこそこで終わってあとは苦労が残るけど、後者の楽しみは一生モノです。今から思えば、中学受験をさせた親の判断は、低きに流れがちな自分の性格を良く知っていたからなのかもしれません。後者から前者へはいつでもいけるけど、前者から後者へ行くのは難しい。優秀な友達に囲まれたことで、後者に入ることができたのだろうと思います。

さて近頃は、自分も同期に感化されて、福岡周辺の小、中、高を調べています。福岡は圧倒的に公高私低なので、高校としては県立の修猷館がベストです。自分が通った高校と同じで校風が自由なのがいいですね。福岡雙葉は国際交流も活発で、高校で1年ほどの留学があるのがグッド。雙葉は小学校からあるものの、女子のみの異常な環境なので人間性の成長という面からは中学からの方がいいかなあ。最終的にはレベルの高い欧米の大学、イギリスのCambridgeかOxfordあたりに行かないかな(Masterキートンの影響でもあるけど)、なんて話していると、皆から気が早いと言われますが。

まあ親が子供に出来ることには限度があって何もかも思い通りには行かないけど、子供が将来何かをしたいという時にその可能性を残してあげることと、あとは基礎的な学力を付けさせて最低限の生活レベルを保てるようにすることは、親としての役目なのだろうなと思うこのごろです。




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