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MBAから会社に復帰したサラリーマンのリハビリブログ

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子供を育てるということ

2007/11/11(Sun)01:11

同級生には子持ちの方が一人いて、帰国後は東京に住むことになるかも知れないとのことで、たまに東京の学区や受験の話などをすることがあります。お子さんは女の子二人で、女子中、女子高などの情報も気になるようですが、ご本人は大阪出身のため余り詳しくないとのこと。

自分は、小学校から塾に通って一緒に勉強していただけあって、偏差値から学校の規則、雰囲気、(制服)など、結構「お受験」には事情痛です。あの学区に住めば外務省の子息の多い小学校に通えるとか、ここの住環境はこうだとか、中高一貫だけど高校に上がるには試験が必要だとか。大妻女子の理念が「恥を知れ」だとか・・・。卒業後はわかる範囲で相談にのる予定です。

思えば自分が中学の頃、親の意向で中学受験し、地元の友達と離れ離れになったことに対する親への反発で、極端なときは大学なんて行かないで働いたって構わないなど思っていました。何となく、渋谷あたりをブラブラしている当時の不良集団チーマーなんかに憧れたものです(チーマーは慶応生が最初に作ったといわれていますが)。実際に高校時代は毎日、渋谷のゲーセンを徘徊し、センター試験の直前には渋谷で2日ほど家に帰らずプラプラしたりして。適当に働いて、遊んで、楽しくやって、そんな人生に惹かれたこともありました。まあ受験校だったので、流されるまま周りと一緒になって受験して大学へ入り、様々な経験をするにつれ、本当に面白いのはどっちなのか、ようやくわかるようになりました。

若いうちは、適当に責任無くやるほうが楽しい、歳を取ってからは、学問やビジネスの方が面白い。前者の楽しみは20歳そこそこで終わってあとは苦労が残るけど、後者の楽しみは一生モノです。今から思えば、中学受験をさせた親の判断は、低きに流れがちな自分の性格を良く知っていたからなのかもしれません。後者から前者へはいつでもいけるけど、前者から後者へ行くのは難しい。優秀な友達に囲まれたことで、後者に入ることができたのだろうと思います。

さて近頃は、自分も同期に感化されて、福岡周辺の小、中、高を調べています。福岡は圧倒的に公高私低なので、高校としては県立の修猷館がベストです。自分が通った高校と同じで校風が自由なのがいいですね。福岡雙葉は国際交流も活発で、高校で1年ほどの留学があるのがグッド。雙葉は小学校からあるものの、女子のみの異常な環境なので人間性の成長という面からは中学からの方がいいかなあ。最終的にはレベルの高い欧米の大学、イギリスのCambridgeかOxfordあたりに行かないかな(Masterキートンの影響でもあるけど)、なんて話していると、皆から気が早いと言われますが。

まあ親が子供に出来ることには限度があって何もかも思い通りには行かないけど、子供が将来何かをしたいという時にその可能性を残してあげることと、あとは基礎的な学力を付けさせて最低限の生活レベルを保てるようにすることは、親としての役目なのだろうなと思うこのごろです。




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