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カンクンで思ったこと

2007/12/24(Mon)15:35

メキシコのカンクンは世界的にも知名度が高いカリブ海に面したリゾート地です。場所柄、欧州やアジアからの観光客が少なく、アメリカ人が多く見られました。

今回の旅行は前にも述べたように、All Inclusiveということで食費も全て含まれていたのですが、ホテルの滞在客を見ていると、、、やっぱり太い。家族全員が太い。英語で言えばObesity。ちなみにFatというのはあまりに直接的過ぎて禁句らしい。All Inclusiveの食事目当てで来たアメリカ人のなんと多いことか。

プールでは太った兄ちゃんたちがカクテル片手に騒いで、プールサイドでは優雅にサンオイルを塗りたくった女性が本を片手に日光浴、レストランではアメリカ人家族がこれでもかというぐらいに食べている。

まあそれはいいとして、許せないのが、余りにも食べ物を残しすぎるということ。好きなものをビュッフェで山盛りにして、食べきれなくなったら残したり、それにも関わらずデザートはまた山盛りで食べたり。メキシコ人のスタッフもそれを知ってか知らずしてか、ちょっと手をつけてない皿は直ぐ持っていこうとする。

近い将来にエネルギー不足の時代になれば、食糧生産だってままならない時代が訪れるだろうし、食事は美味しいのは勿論ベターだけど、食えるだけで感謝という気持ちが根底には必要なんじゃないのかな。経済力にものを言わせて、南北問題というか、世界の片隅ではその日の食事にすら困っている人がいて、そういう人のことに思いを巡らすこともできない人々の多いアメリカという国は、昔から理想主義と現実主義の両方を包含した国と言われていたけれど、イラク戦争や温暖化の問題にも見られるように、最近は余りにも現実主義が理想主義を駆逐してしまっているのではないのだろうか。

って書いていたら、大学のフットボールの試合を見に行ったときのことを思い出した。アメリカ人は試合のある日は球場の近くの空き地に車をそれこそ何百台と並べて、それぞれのグループが思い思いに飲んだりゲームしたりして騒ぐTailgateというのをやっているのだけど、驚いたのは車のエンジンを掛けっぱなしで音楽を大音量で流して大騒ぎする姿。しかも翌日の朝は、車を止めていた芝生の場所がゴミだらけ。こんな国が世界経済の中心で、世界各国からアメリカのリッチさに憧れて留学しにきているのだけど、自分の生活やお金以外のこと、例えば環境問題や南北問題は気にならないのだろうか。アメリカ人やオーストラリア人も、捕鯨問題なんかよりも影響力の大きいこの大量消費、大量廃棄の問題を優先すべきだと思うのだが。


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